明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2017年1月23日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは高い始まりとなりました。　寄り付き後は概ね１９８００ドル台でのもみ合いが続きます。　中盤辺りからは振れ幅が大きくなりますが、トレンドが出る訳では無く、大引けは１９８００ドル台に乗せて終了しました。　まだまだ動きは出ないようですね。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い始まりとなりました。　為替の円高が進み、１１３円台に入ってきた事が影響したようです。　寄り付き後も力なく下げて行き、１８９００円を下回ったところで止まりました。　その後は少し反発しますが、寄り付き値までは戻せず、概ね１８９００円台前半での値動きとなり、午後からは全く動かない状態が続きます。

　１時半頃から買われ始め、２時頃には１９０００円を回復しますが、後が続かず、その後再び下値を試す動きが出てしまいます。

　引けにかけては午前の安値を下回ってしまいますが、大引けは少し戻して、１８９２０円の２４０円安で終了しました。

　やはり円高は痛いですね。　為替は円高方向にトレンドが出てしまっていますので、今週は下を覚悟しておいた方が良いかも知れませんね。

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは２５日移動平均線の下にはあるものの、底堅い動きにも見えます。　トランプリスクはあるものの、法人税減税が株価を支えているのかも知れません。　先週末の相場は、大統領就任演説の中での取引で、未消化のままでの値動きでした。　今夜の動きが気になります。

　一方日経平均株価は、大きく下落しました。　為替の円高が止まっていませんので、それに合わせるような動きは仕方無いのですが、今後１月１８日の安値を割り込むと、一目均衡表の雲に捕まってしまう可能性が出てきますので、まだまだ下があるかも知れません。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　為替が止まらないと上は見込めません。　しかし、明日は上げの特異日で、過去１０年間の成績は、５勝１敗４休です。　さて、どうなることやら？

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