明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2017年1月11日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高のまちまちの結果でした。　ＮＹダウは小安い始まりとなりますが、寄り付き後は買いが優勢となり、プラス圏に浮上し、１９９５０ドル付近まで上昇しました。　しかしまだ２万ドルは速いと言う事で、後半には再びマイナス圏まで戻されます。　終盤にもう一度プラス圏に浮上しますが、引けにかけて売り直され、寄り付き値付近まで戻ってしまいました。　結局は方向性は出ず、トランプ待ちの状況は変わらなかったようです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、小高い始まりとなりました。　その後は概ね小動きの状態で、上にも下にも行けない相場が続きます。

　午後になっても相場は動かず、１９３５０円付近でのもみ合いが続きました。

　引けにかけても同じようなもみ合いが続き、大引けは１９３５０円の４０円高で終了しました。

　いよいよ今夜、トランプ次期大統領の記者会見が始まります。　Twitterのような一方通行メッセージでは無く、記者とのやり取りがありますので、何を言うのか楽しみです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場は、まちまちの結果でした。　ＮＹダウは１２月中旬から、約１ケ月間全く動かない状況が続き、ボリンジャーバンドの幅が狭くなって来ました。　２５日移動平均線もかなり接近してきましたので、今夜の記者会見をきっかけに、どちらかに振れるかも知れません。　上か下かはトランプさんしだいです。

　一方日経平均株価は、小幅上昇しましたが、実質はトランプ待ち相場で、ほとんど動きませんでした。　トランプさんしだい、米国市場しだい、為替しだいの日本市場ですから。　その為替ですが、昨日５日移動平均線が２５日移動平均線を円高方向にクロスしていますので、円高の危険性が増してきました。　トランプさんが記者会見で為替に言及し、「ドル高は困る」なんて言おうものなら、一気に円高になる可能性がありますので、気を付けなければなりません。

　明日の日経平均株価予想は、トランプさんしだいですので、お休みします。　記者会見は日本時間の午前１時からとされています。　為替の動きに注目です。

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