明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2017年1月6日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高のまちまちの結果でした。　ＮＹダウは小安い始まりとなり、すぐに±０付近まで戻しますが、その後は売り物に押される形で、１９８００ドル付近まで下げてしまいました。中盤以降は順調に戻して行きますが、１９９００ドルには届きませんでした。　２万ドルを目前に、もたもたした状態が続いています。　あまり長くもたつくようなら、下に振れる確率が高まります。　トランプ期待だけで上げてきていますので、実態は伴っていませんから。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い始まりとなりました。　為替が円高方向に動き、１１５円付近まで来ましたので、仕方のないところです。　しかし寄り付き後は右肩上がりの展開となり、１９４５０円付近まで戻しました。

　その後から午後にかけては１９４００円台前半でのもみ合いが長く続きます。　１時台に崩れかける場面がありましたが、その後再び戻します。

　引けにかけても同じようなところでの小動きが続き、大引けは下に跳ねて１９４００円の１００円安で終了しました。

　為替の円高には勝てません。　しかし、それにしては底堅い動きのようにも見えました。　このところ、為替離れを感じさせる日が増えていますが、更に円高が続くようなら、そうは行かなくなりそうです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はまちまちの結果でした。　ＮＹダウは１９９００ドルを下回り、もたもたした状態が続いています。　５日移動平均線はキープしていますので、今のところ上とも下とも言えない状況だと思います。　今夜は雇用統計の発表がありますので、それによってどちらかに振れるかも知れませんね。

　一方日経平均株価も下落しました。　急な円高によるもので、少し危うくなってきたような感じです。　日経平均は外部要因に振られますので、特に為替には要注意です。　為替は２５日移動平均線を円高方向に抜き、５日移動平均線が２５日移動平均線を上から下に抜きそうな形になって来ました。　日経平均のトレンドが変わる可能性が、高くなって来ました。

　明日の日経平均株価予想は、米雇用統計が控えていますので、やめておきます。　いつもの事ですが、米雇用統計で為替がどちらかに振れる事が多いので、注意が必要です。　振れるとしたら、流れから言って円高かも知れません。

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