明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2016年12月14日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは高い始まりとなり、寄り付き後に１９９００ドルに乗せました。　その後は１９９００ドルを挟んでのもみ合いが長く続き、終値でも１９９００ドルに乗せて大引けとなりました。　ＦＯＭＣ開催中にもかかわらず、強い動きです。　利上げは完全に折り込んだような動きです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、高い始まりとなりました。　しかし、寄り付き後は売り物に押されて、一気にマイナス圏に沈んでしまいました。　１０時過ぎに下げ止まり、その後は１９２００円のすぐ下でのもみ合いが続きます。

　午後ももみ合い相場なのですが、少し値位置を上げ、現物の後場が始まると、更に値位置を上げる動きとなりました。

　引けにかけてはボジション調整の売りが出たのか、少し下げてしまい、大引けは１９１８０円の２０円安で終了しました。　現物の日経平均株価は、辛うじてプラスで引けています。

　ＦＯＭＣの結果が今夜出てきます。　利上げが有るのか無いのか、そして来年何回ぐらい利上げするのか？　利上げは有りそうですが、利上げのペースで為替やＮＹダウがどう動くのか？　蓋を開けて見なければ分かりません。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは当然史上最高値を更新し、２万ドルまで１００ドルを切りました。　今夜にも２万ドル達成しそうな勢いなのですが、ＦＯＭＣの結果にどう反応するのか、全く未知数です。

　一方日経平均株価は、小幅な上昇に留まりました。　株価はボリンジャーバンドの＋１σの上にありますので、上昇トレンドには変わりはありませんが、明日の動きしだいでは、どうなるか分かりません。　仮に上昇しても、短期でどれぐらい上値があるか不透明なところです。　値幅にもよりますが、明日下げれば調整入り、上げてもそこが天井の可能性もありますので、気を付けたいところです。

　明日の日経平均株価予想は、やめておきます。　予想しても当てずっぽになりますしね。　「噂で買って事実で売る」と言う格言もありますし、為替が円高に振れる可能性はゼロではありません。　結果が出てから動いた方向に付くのも良いかも知れません。

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