明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2016年9月27日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは安い始まりとなり、寄り付き後も売り物に押されて、１８１００ドル付近まで下げてしまいます。　その後は大きく反発はしないものの、底堅い展開が大引けまで続きました。　１８１００ドル付近は結構堅いかも知れませんね。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い始まりとなりました。　寄り付き後も弱い動きとなり、１６２００円を下回りますが、ここでダブルボトムのような形となり、反発に転じます。

　右肩上がりとなった日経平均先物は、お昼前に一時プラス圏に浮上し、更に現物の後場が始まる頃から本格的にプラス圏に浮上します。　その後はもみ合いながら上値を追う展開となり１６５００円を回復しました。

　引けにかけては更に買いが強くなり、大引けは１６５４０円の１４０円高で終了しました。

　米国では、大統領候補者によるＴＶ討論会が実施されたようで、「討論会後にＣＮＮテレビが実施した世論調査によると、クリントン氏が勝ったと答えたのは６２％だったのに対し、トランプ氏と答えたのは２７％にとどまった。」（Yahoo!ニュースより）と言う記事がありました。　これが効いてドルが買われたのでしょうか？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは大きく下落し、７５日移動平均線を下回ってしまいました。　これだけを見ると危ないとしか言えませんが、直近の安値を下回った訳では無く、ここで止まれば何とかなるのではないでしょうか。　ＴＶ討論会でのクリントン大勝利を市場はどう受け止めるのか、興味のあるところです。

　一方日経平均株価は、午前中は７５日移動平均線を下回りましたが、その後相場が一変し、その上に位置する２５日移動平均線に迫る動きとなりました。　出来高を伴った上昇ですので、いい感じではないかと見ています。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　但し、明日は権利落ち日となりますので、マイナスからのスタートです。　上昇予想と言っても、ハンデ戦ですので、±０付近まで戻せば良いかと考えています。

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