明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2016年9月16日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは前日の終値付近からの始まりとなり、寄り付き後も買いが優勢となり、１８２００ドル付近まで上昇しました。　その後少し調整を入れ、後半は更に上を目指す展開となりました。　引け際は少し失速してしまいますが、しっかり１８２００ドルを上回って大引けとなりました。　９月利上げ確率が下がってきましたので、強い動きとなったようです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、高い始まりとなりました。　寄り付き後はすぐに値を消す展開となり、１６３００円を割り込んでしまいます。　しかし売り一巡後は買いが入り１６３００円に乗せてのもみ合いに変わります。

　午後も同じようなもみ合いが続きますが、１時半頃から買いが優勢となり、終盤には１６４００円にタッチする場面がありました。

　引けにかけては高値もみ合いとなり、大引けは少し下に跳ねて、１６３５０円の９０円高で終了しました。

　３連休前の相場だったのですが、概ねポジション調整の一日だったのでしょう。　３連休明けは日銀金融政策決定会合やＦＯＭＣがあり、結果が出るまでは、様子見なのでしょうね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　９月利上げは無いと見た買いが入り、７５日移動平均線付近まで戻してきました。　利上げ確率が連日下がって来ているようなので、今夜も強いかも知れませんね。　これで利上げに踏み切ったら、大変な事になりそうです。

　一方日経平均株価も、しっかりした相場になりました。　ＮＹダウが高かった事で、とりあえず上昇しました。　しかし、ここでの新規建玉は、考えにくいので、買っているのは日銀だったのでしょうか？　来週の日銀金融政策決定会合の結果が出てくるのは、２１日のお昼頃で、その日の夜にはＦＯＭＣの結果が出てきます。　したがって、日銀の結果が出ても、よほどの事が無い限り、動けないかも知れません。　ＦＯＭＣの結果が日本市場に反映される金曜日がスタートなのでしょうね。

　来週火曜日の日経平均株価予想は、お休みです。　ただ、イベント中ですので、週末週初の米国市場や為替の影響を受けて寄り付き、その後は動かない相場になるのではないでしょうか。　来週の金曜日まで、やらない方が良いのかも知れません。

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