明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2016年8月5日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高のまちまちの結果でした。　ＮＹダウは小高い始まりとなり、その後一旦上昇しますが、すぐに売り物に押されてマイナス圏に沈みます。　しかし、売りも続かず、前日の終値付近での値動きが続き、±０付近で大引けとなりました。　結果的に小幅安ですが、実質動かなかったと言っても良いような結果でした。　雇用統計前の最終売買ですので、様子見相場も仕方のないところです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、小高い始まりとなり、その後一旦上昇し、１６３００円台に乗せました。　しかし、米国が様子見ならば、日本も右にならえと言う事で、頭を押さえられ、１６２５０円を挟んでの一進一退相場に変わります。

　午後になっても同じような値動きが、長く続き、膠着と言っても良いような相場になりました。

　引けにかけては少し売り物に押されて、大引けは１６２１０円の２０円高で終了しました。

　今夜は米雇用統計が発表されます。　よほど悪く無い限り、年内１回の利上げが実施されると言う声が多く聞かれます。　利上げとなると株は一旦下げると言うのが一般的なのですが、利上げがあると言われて長いので、かなり折り込まれていると思います。　しかし、これだけはやってみないと分からないと言うのも事実ですので、油断は禁物です。　利上げ実施→米株安→ドル買い・・・日本にとっては中立なのかも知れません。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場は、まちまちの結果でした。　ＮＹダウはほとんど動かなかった為、何とか２５日移動平均線の上に残りました。　しかし、今夜の結果でどちらにも動く事が出来ますので、蓋を開けて見ないと何とも言えません。　毎月同じような事をしていますので、折り込み済みで何の反応も示さない可能性も考えられます。

　一方日経平均株価は、４４銭安で大引けとなりました。　完全に米雇用統計待ちの状態です。　日経平均にとってはＮＹダウより為替の動きが重要になってきますので、今夜は目が離せません。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、全く見当がつかないので、お休みします。　いよいよオリンピックが始まりました。　開会式はまだですが、先行して始まったサッカーは残念でした。　そして日曜日からは高校野球が始まります。　ＰＣ画面とテレビを交互に見ながらの日々が続きます。　閑散相場になっても仕方ないですね。　がんばれ日本！

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