明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2016年7月29日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高のまちまちの結果でした。　ＮＹダウは小安い始まりとなり、その後乱高下した後、１８４００ドルを下回ってしまいます。　しかし、そこから右肩上がりの展開となり、終盤にはプラス圏に浮上しました。　引けにかけては少し売られてしまい、プラスは維持できず、小幅安で大引けとなりました。　まだまだ調整中のようですね。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、小幅高で始まりました。　しかし、今日は日銀金融政策決定会合の結果が出てきますので、すぐに下げてしまい、前日の終値付近でもみ合う展開となりました。

　１１時半頃から少し上げますが、日銀金融政策決定会合の結果が出てくると、大きく乱高下する事になります。　結果はＥＴＦの買い増しのみでした。　バーナンキさんとのネタふりは、いったい何だったのでしょう？

　乱高下もしだいに落ち着いて行き、１時半を過ぎた頃から右肩上がりの展開となり、大引けは１６６１０円の２００円高で終了しました。

　ＥＴＦの買い増しは、事実上の株の買い支えで、マイナス金利は現状維持だった事から、銀行株が値を飛ばす結果となりました。　ある意味当たりだったのかも知れませんね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場は、まちまちの結果でした。　ＮＹダウは最高値を取ってから、６営業日調整しています。　２５日移動平均線もかなり近づいてきましたので、そろそろ動いても良い頃のように思いますが、なかなか動きません。　動くとしたら下でしょうか？

　一方日経平均株価は、結果的に上昇しました。　一目均衡表の雲の下限付近まで下落しましたが、大引けでは雲の上に頭を出して終わりました。　トレンドが上を向いた訳ではありませんが、悪く無い終わり方ではないでしょうか。　為替は円高になり、１０３円台ですが、それにしても株はしっかりした動きでした。　日銀のＥＴＦの買い増しの影響なのでしょうね。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　為替がこれ以上円高になっては困りますが、今のレベルを維持してくれれば、何とかなりそうな感じです。

リンク