明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2016年7月28日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高のまちまちの結果でした。　ＮＹダウは高い始まりとなりますが、すぐに値を消す展開となり、マイナス圏に沈んでしまいます。　しかし下落は限定的なものに留まり、後半になると再びプラス圏に浮上します。　引けにかけてはもう一度売り直された形となり、結局は僅かにマイナスで終了しました。　結果的にＦＯＭＣは無反応と言っても良いのかも知れません。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い始まりとなりました。　為替が円高方向に動いた事を嫌気したようです。　寄り付き後も弱い相場となり、１６５００円を下回ってしまいます。　１０時半頃からは少し反発するのですが、日銀金融政策決定会合が始まっていますので、積極的な買いは入らず、午後になると再び軟調地合いになってしまいました。

　引けにかけては更に弱い動きとなり、大引けは１６４１０円の３００円安で終了しました。

　昨日の強さは何だったのか？　やはり日銀待ちなのでしょうね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場は、まちまちの結果でした。　ＮＹダウは日柄調整中で、ＦＯＭＣの結果を受けても変化はありませんでした。　金利は据え置きで、年内利上げの可能性を残した形だったようで、いつも通りでした。　どう動いて良いか分からなかったようです。　今夜の動きが重要です。

　一方日経平均株価は、下落してしまいました。　こちらは完全に日銀待ちです。　今回は何か政策が出てくると言うのが多くの意見ですので、もし何も無ければ株価は暴落するかも知れません。　サプライズ好きな黒田さんだけに、誰も気が付かないような事をやって欲しいものです。

　明日の日経平均株価予想は、お休みします。　黒田さんしだいですからね。　昨日５０年債の話が伝わった時に、上に反応しましたので、それぐらいインパクトのある政策に期待したいところです。　案外リークだったりして・・・市場を試した？？？

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