明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2016年7月26日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは安い始まりとなり、そこから更に下げて行く展開で、１８５００ドルを下回ってしまいました。　その後は安値もみ合いが長く続き、結局１８５００ドルの少し下で大引けとなりました。　今日からＦＯＭＣが始まりますので、イベント回避の売りが出たのでしょうか？

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い始まりとなりました。　寄り付き後も弱い動きで、右肩下がりの展開で、１６４００円を下回ってしまいました。　売り一巡後は反発する事無く、安値圏でのもみ合いが続きます。

　午後になっても反発せず、１時半頃には１６３００円を下回る時間帯がありました。　しかし２時台になると、少し反発しますが、引けにかけて売り直されてしまい、大引けは１６３４０円の２７０円安で終了しました。

　１０６円台だった為替が、１０４円台まで円高が進み、それが大きく影響したようです。　日柄調整から、値幅調整になるきっかけとなったようです。　

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは利食いに押されたようですが、これで終わったかどうかは、まだまだ分かりません。　ＦＯＭＣの結果は明日出てきますので、今日はもう少し下げるかも知れません。　利上げは出来ないと言う声が多いようですが、結果を待たずして買いが入る事も考えにくいので、上がるとしたら、明日の夜からなのでしょうね。

　一方日経平均株価は、下落しました。　上げのスピードが速かったので、仕方のないところなのかも知れません。　最大で６％台だった２５日移動平均線との乖離率も、２％台まで下がりました。　そろそろ反発と言いたいところなのですが、今は日銀金融政策決定会合前ですので、反発は期待しない方が良いと思います。　黒田さんは何かやってくると多くの方が考えているようですが、もし現状維持だったら、大きく売られる可能性を残しています。　新規の買いは入り難いと考えた方が良いのでしょうね。

　明日の日経平均株価予想は、調整予想です。　今日の終値付近か、むしろ下げる確率が高そうです。　今年に入ってからの水曜日の成績は、１１勝１７敗で、他の曜日に比べて非常に悪いのも事実です。

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