明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2016年7月22日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは小安い始まりとなり、しばらくはもみ合い状態だったのですが、途中から値を崩す展開となり、１００ドル以上も下げてしまいます。　しかし、終盤に買いが入り、下げ幅を縮小して大引けとなりました。　小幅な調整です。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い始まりとなりました。　為替が突然円高に振れた事を嫌気したようです。　寄り付き後は、少し乱高下しますが、しだいに収束して行き、１６６００円台前半での推移になりました。

　午後になると売り物が増えたような感じで、１６６００円を下回ってしまいます。

　引けにかけては、今度は買いが優勢となり、朝のもみ合いのレベルまで戻って、大引けとなりました。　終値は１６６３０円の１８０円安でした。

　為替が１０７円台に乗せていたのですが、再び１０６円付近まで戻ってしまいました。　７５日移動平均線に頭を押さえられたような形になっています。　５月の終わり頃に同じような事があり、その後円高が進んでしまいました。　今度は勘弁してもらいたいものです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは下げたと言っても小幅なもので、下げの始まりかどうかは、まだ分かりません。　来週火曜日からＦＯＭＣが始まりますので、その結果で相場が動くかも知れません。

　一方日経平均株価は、調整の一日でした。　週末要因もありますが、上げが速すぎますので、良い調整になったのではないでしょうか。　来週は日銀金融政策決定会合がありますので、方向性の無い展開が予想できます。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、調整予想です。　調整と言っても日銀金融政策決定会合前ですので、値幅では無く日柄調整ではないかと考えています。　わざわざバーナンキさんを呼んで意見を聞いていますので、何かやってくると見た方が良いでしょう。　それを受けて株価がどっちに振れるのか？　難しい問題です。

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