明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2016年7月21日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは高い始まりとなりますが、すぐに売られて前日の終値付近まで下げてしまいます。　しかし、その後しっかりした買いが入り１８６００ドルを超えました。　中盤から後半は高値もみ合いが続き、小幅ですがプラスで終了しました。　連日の史上最高値更新で、強すぎる状況です。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、高い始まりとなりました。　為替の円安が進み、１０７円台に乗せた事を好感したようです。　寄り付き後も買いが優勢で、１０時頃には１６９００円台に乗せました。

　その後から午後にかけては売りが優勢となり、プラスではあるものの、２００円程度下げてしまいます。

　しかし、終盤には再び買いが優勢となり、大引けは１６８１０円の１２０円高で終了しました。

　為替が１０６円台でのもみ合いを終え、一気に１０７円台に乗せてきました。　今後、一目均衡表の雲に絡むような動きとなりますが、雲が薄いので、簡単に抜けるかも知れません。　そうなれば１１０円が見えてきそうですね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　非常に強い相場なのですが、来週の火曜日からＦＯＭＣが始まりますので、少しずつそれを意識する相場に変わりそうです。　上げ続ける相場はありませんので、ここから買う人もあるかも知れませんが、イベント前に降りる人も多いと思います。

　一方日経平均株価も、強い相場になりました。　ローソク足は陰線になりましたが、一目均衡表の雲抜け上放れの形になりました。　流れは完全に上なのですが、少しスピード違反のような気がします。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想なのですが、週末ですので、小幅高程度ではないかと考えています。　明日からは、為替が一目均衡表の雲に突入します。　抜けるのか？　跳ね返されるのか？　しっかり注視しなければならないでしょうね。

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