明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2016年7月1日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に大きく上昇しました。　ＮＹダウは小高い始まりとなりました。　最初のうちはもみ合いだったのですが、途中から右肩上がりの展開に変わり、１７９００ドル付近まで上昇しました。　その後は高値もみ合いが続き、大引けは１７９００ドルに乗せて終了しました。　これで概ね急落前の値位置まで戻し、何も無かった事になってしまいました。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、高い始まりとなりました。　寄り付き後は一旦下げますが、１０時半を過ぎた頃には、高値を付ける場面がありました。　しかし週末でもある事から、それ以上の買いは入らず、その後は１５６００円台での値動きが続きます。

　午後は更に値幅が狭まり、１５６５０円を挟んでの値動きが続きます。

　引けにかけては多少上下しましたが、大引けは１５６７０円の１６０円高で終了しました。

　夜中のうちに、為替が１０３円台に乗っていたのですが、７時前頃から円高方向に動き出し、終日方向性が変わらなかった事で、頭を押さえられたような一日でした。　なかなか元に戻りませんね。　またもや出遅れ日本になっています。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは一目均衡表の雲を一気に上抜け、急落前の値位置まで戻しました。　勢いがあり、まだまだ上があるような感じなのですが、来週の月曜日は「Independence Day」と言う事で、祝日となりますので、今夜あたり短期の利食いに押される可能性が高いのではないかと考えています。　３連騰の後ですので、少しは休んだ方が相場の為です。

　一方日経平均株価は、上昇はしたものの、頭の重い相場でした。　英国の影響なのですが、英国は全値戻し、米国も全値戻し、日本は半値戻しと情けない相場です。　もう少し上があると思いますが、いつの事やら・・・。　しかし、週足チャートが陰の陽はらみの形になっています。　陰の陽はらみが完成すると相場が転換する可能性が高いとされています。　完成するにはもう一つ陽線が上に付く必要がありますので、来週は何としてでも上げる必要があります。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、下落予想です。　現在ＮＹダウの先物が１００ドル以上下げていますので、ＮＹダウは上昇一服となりそうです。　それを素直に受けると下落と言う事になります。

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