明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2016年6月24日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは高い始まりとなり、その後も１７９００ドル台で推移しました。　終盤には更に買いが入り、大引けは１８０００ドルに乗せて終了しました。　英国のＥＵ残留を折り込む動きだったと思われますが、蓋を開けて見ると離脱が決定しましたので、今夜は逆の動きが出そうです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、高い始まりとなりました。　しかし、それ以上の買いは入らず、その間に刻々と英国の途中経過が伝わり、そのうち大混乱になりました。

　午後になると１５０００円を割り込み、その後も反発らしい反発も無く、安値もみ合いが続きます。

　引けにかけても同じような状況が続き、大引けは１４９５０円の１２２０円安で終了しました。

　意外や意外・・・。　ＥＵ離脱となってしまいました。　鼻の高い国民ですからね。　これを受けて安倍さんや黒田さんは動くのか？　選挙前ですので、黙ってはいないと思うのですが・・・？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは一目均衡表の雲抜け上放れの形となりましたが、これは英国のＥＵ離脱を全く折り込んでいませんので、仮の姿と考えるべきなのでしょう。　今夜は反落すると思いますが、何％ぐらい下げるのかが気になります。

　一方日経平均株価は、大きく下落しました。　ローソク足は大陰線となり、今年の２月安値付近まで下げてしまいました。　過敏に反応しすぎでは無いのかと思いますが、むしろ「ドスン」と落ちた方が、立ち直り易い事はしばしばある事ですので、これで底打ち完了となって欲しいものです。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、反発予想です。　８％近い下げは下げ過ぎで、一旦反発すると見ています。　そのうちに英国の中央銀行が、ポンドを支える動きが出てくれば、為替も多少は戻る事でしょう。

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