明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2016年6月21日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは高い始まりとなり、１７９００ドルを超えて行きますが、買い一巡後は、緩やかに値を消す展開となり、１７９００ドルを下回ってしまいます。　その後は横ばいが長く続き、大引けは１７８００ドルに迫るところまで下げて終了しました。　プラスで終わる事が出来ましたが、日中の動きはイマイチでした。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い始まりとなりました。　寄り付き後は１５７００円に迫る動きが見られましたが、すぐに立ち直りを見せ、寄り付き値を超え、更にプラス圏に浮上します。

　１１時頃から午後にかけては、１６０００円付近でもみ合う展開が続きますが、１時半頃からは更に上を目指す展開となり、１６１００円を超えて行きました。

　引けにかけては高値もみ合いが続き、大引けは１６１６０円の２４０円高で終了しました。

　朝方は、為替が１０３円台まで突っ込みましたが、その後は円安方向に動いた事を好感したようです。　日経平均は、反転したような形になりましたが、英国の問題が残っていますので、本当の意味での反転なのかどうかは、まだまだ分かりません。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは２５日移動平均線を上回って引けましたが、上髭の長いローソク足になってしまいました。　一目均衡表の雲を上抜けて、その後再び雲の上限まで引き戻された形です。　１６日に目先の底を打って、反転したようにも見えますが、もし今夜下げれば、再びトレンドの無い状態に戻ってしまいますので、今夜は正念場と言っても良いでしょう。

　一方日経平均株価は、大きく上昇しました。　何も無い時期なら、反転攻勢が始まったと言えるような形ですが、先ほども申し上げたように、英国の問題が残っていますので、油断は禁物です。　ＥＵ離脱は回避される方向に向かっているような流れですが、結果が出るまでは、何とも言えません。　なんせ鼻の高い人達ですから。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　しかし、いつもの事ながら、為替しだいですので、円安を願うほかありません。　１０５円手前ぐらいはあると思うのですが・・・？

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