明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2016年6月14日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは小安い始まりとなりますが、早い段階で回復し、プラス圏に浮上しました。　しかし、その後売りが嵩むようになり、再びマイナス圏に沈みます。　中盤戦は１７８００ドル付近でのもみ合いが続き、終盤は右肩下がりの展開になってしまい、大引けは１３０ドル以上も下げてしまいました。　少し危うくなってきたような感じです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、小安い始まりとなりました。　その後すぐに買いが入ってきて、プラス圏に浮上して、１６０００円を回復しました。　しかし、強い買いは続かず、売り物に押される展開が続き、１５７００円台まで売り込まれました。

　売り一巡後も、しっかりした買いは入らず、１５７００円台での値動きが続きます。

　１時半を過ぎた頃に、少し上昇しますが、なかなか買いが続かず、再び安値付近まで戻されます。

　引けにかけてはもう一度抵抗するような買いが入り、大引けは１５７８０円の１９０円安で終了しました。

　為替の円高が止まりません。　５月３日の円の高値は、まだ抜いていませんが、風前の灯火であることは事実です。　何とか耐えて、２点底になって欲しいものです。　何故、円が買われるのか？よく分かりませんけど・・・？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは２５日移動平均線を下回ってしまい、雲行きが怪しくなってきました。　まだ、直近の安値は割り込んでいませんが、今夜が天王山になりそうです。　

　一方日経平均株価は、またまた下落してしまいました。　滝が流れ落ちるように下落し、ボリンジャーバンドの－３σに沿った動きとなっています。　止める方法は、為替の反転しか無さそうですね。

　明日の日経平均株価予想は、為替が底割れしないと言う条件付きで、上昇予想です。　今夜はＦＯＭＣ１日目、利上げは無いと思われていますが、様子見相場になるかも知れませんね。

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