明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2016年5月25日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に大きく上昇しました。　ＮＹダウは高い始まりとなり、寄り付き後も強い動きで１７７００ドル付近まで上昇しました。　その後は１７７００ドル付近でのもみ合いが長く続き、大引けは１７７００ドルに乗せて終了しました。　これが上昇の狼煙になれば良いのですが・・・？

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、大きく上昇し、１６８００円に乗せて始まりました。　寄り付き後は売りが優勢で、１００円程度下げますが、売り一巡後はジワジワと上げて行き、再び１６８００円に乗せました。

　午後になると少しだけ値位置を下げてのもみ合いが、長く続きました。

　引けにかけても同じような動きが続き、大引けは１６７７０円の２９０円高で終了しました。

　昨日の夕方から始まった為替の円安と、ＮＹダウをはじめとする海外株高に担がれた格好で、大きく上昇しました。　しかし、場中はほとんど動きは無く、何となく不完全燃焼のような感じの一日でした。　サミット前ですので、それ以上を望むのは、贅沢なのでしょうか？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に大きく上昇しました。　ＮＹダウは大きく上昇し、一目均衡表の雲を上抜けました。　雲抜けは放れた方に付けと言いますが、今夜が勝負なのでしょうね。　もう一度戻されるのか？　それとも本当に放れるのか？　今夜の動きで決まりそうです。

　一方日経平均株価も、大きく上昇しました。　２５日移動平均線も上回りましたが、まだ直近の高値（１８日のヒゲの部分）を上回った訳では無く、そして今月の幻のＳＱ値（１６８４５.６７円）にも届きませんでした。　明日から始まるサミットを前に、世界の株価は上を向いたような感じになっていますので、明日こそはＳＱ値を抜いて欲しいものです。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　米国市場は、６月利上げの可能性が高まったにもかかわらず、大きく上昇しましたので、かなり折り込んだのではないかと考えられます。　そして「利上げ＝ドル高」と言う構図も見えてきたようなので、日本株も上を目指す展開が予想できます。　今夜の米国株が、それについての答えを出してくれそうです。

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