明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2016年5月12日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に大きく下落してしまいました。　ＮＹダウは安い始まりとなり、１７８００ドル台での推移が続いていました。　しかし、中盤から後は下値を切り下げる展開に変わり、１７７００ドル付近まで売り込まれて大引けとなりました。　前日の大陽線を否定するような大陰線となり、今後に不安を残す結果となりました。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い始まりとなりました。　寄り付き後も弱い動きで、１６３６０円まで売り込まれますが、売り一巡後は反転攻勢となり、２００円近く戻すことになりました。

　その後一旦調整しますが、１１時頃からは右肩上がりの展開に変わります。　２時頃からは上昇に拍車がかかり、１６６００円を超えて行きました。

　２時半頃からは、少し調整を入れますが、引けにかけて再度騰勢を強め、午後に付けた高値を超えました。　大引けは１６７１０円の１３０円高で、ほぼ高い所で引けた感じです。

　今日は場中に為替が円安方向の流れが出て、一時１０９円に迫る場面がありました。　場中の円安は、やっぱり効果がありますね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは前日の上げ分を全て吐き出してしまう下げとなり、２５日移動平均線を下まわってしまいました。　今夜戻せば良いのですが、逆に下げるようなら、下を試す展開になる確率が高まりますので、何とかこらえて欲しいものです。

　一方日経平均株価は、結果的に続伸と言う形になりました。　まだ一目均衡表の雲の中にいますが、雲が小さいため、今日の勢いが続けば、明日にも雲を上方ブレイクしそうです。　ＳＱ明けで上方ブレイクとなれば、意外高もあるかも知れません。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　為替の円安が続いていて、ＮＹダウも今夜は反発すると考えていますので、続伸するでしょう。　伊勢志摩サミットまでは高いのでしょうね。　どんな政策が飛び出すか分かりませんので、下手な売りポジションは危険ですから。

リンク