明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2016年5月6日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ高・ナスダック安のまちまちの結果でした。　日本が連休中のＮＹダウは、下げ、下げ、小幅戻し、と言うような弱い内容でした。　昨日も反発で始まったのですが、中盤に崩れてしまい、マイナス圏に沈みます。　引けでは何とかプラスになったものの、褒められた内容では無かったようです。　今夜に雇用統計が控えていますので、仕方のないところなのかも知れません。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、小高い始まりとなりました。　しかし、連休の谷間でもある事から、積極的に買う動きとはならず、値を消す展開となってしまいました。

　１６０００円を割り込むところまで下げてしまい、その後から午後にかけても安値圏での推移が続きます。

　２時頃からは少し戻し、１６１００円付近まで上げるのですが、それ以上の買いは入ってきません。

　引けにかけても同じところでの値動きが続き、大引けは１６０８０円の６０円安で終了しました。

　連休中に為替が１０５円台まで突っ込み、どうなる事かと心配していたのですが、その後じわじわ戻し、今日は１０７円台になっていた事で、これぐらいの下げで収まったようです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に小動きの状況でした。　雇用統計前の最終売買日ですので、こんなものかも知れません。　しかしＮＹダウは下降トレンドに変わったようで、２５日移動平均線も下を向いてしまいました。　一目均衡表の雲に向かっているような感じで、遅行線も実態付近まで下げて来ていますので、今夜の雇用統計を受けて下げるようなら、長い調整に入る可能性が高くなりそうです。　何とか踏ん張って欲しいのですが、どうなる事やら。

　一方日経平均株価は、連休の谷間で下げましたが、前日（２日）のザラ場安値を下回る事はありませんでした。　今のところ１６０００を割れると買いが入って来るような感じですね。　しかし、それもこれも全て為替しだいですので、今夜の米雇用統計に注目したいと思います。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、米雇用統計しだいですので、お休みします。　一旦１０５円台を付けたので、そろそろ反発して欲しいのですが、１００円と言う声もありますので、油断は禁物です。

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