明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2016年4月18日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは前日の終値付近からのスタートとなりました。　その後少し売り物に押されて下げてしまいますが、すぐに元の位置まで戻ってきて、底堅さを感じました。　しかし、中盤になると右肩下がりの展開になってしまい、１７９００ドルを下回ってしまいました。　終盤に少し戻しますが終値で１７９００ドルを守る事が出来ませんでした。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、大きく下げて始まりました。　熊本地震の影響もあるのでしょうね。　被災された方には、御見舞申し上げます。　寄り付き後は多少の上下はあるものの、そこからどんどん売りが出てくる訳では無く、概ね横ばいの展開が続きました。

　午後も概ね１６４００円の下でのもみ合いとなり、実質様子見の相場が長く続きました。

　引けにかけては値位置を少し下げますが、大引けは少し戻し１６３２０円の４４０円安で終了しました。

　地震の影響で、工場の生産が止まっていると言う話も聞かれますので、それらの道筋が見えてくるまでは、少し辛抱しなければならないのでしょうね。　今日のところは、下げは限定的だったようにも見えますが、これで全て折り込んだかどうかは未知数です。

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウはボリンジャーバンドの＋１σの上にいますが、バンド幅が狭くなってきて、何やら上値を押さえられているような形になってきました。　目先調整の可能性が高くなってきたのかも知れません。

　一方日経平均株価は、大きく下げてしまい、一目均衡表の雲の下に出てしまいました。　先日空けた窓を埋め、更にその下の窓も射程距離に入ってきています。　地震の影響で、ホンダ、トヨタ、ブリヂストン、三菱電機、ソニー、サントリー、山崎製パン、ほか、多くの企業に影響が出ているようで、これらの目途がはっきりするまでは、上は期待できないのではないでしょうか。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　だからと言ってどこまでも下がるような事は無いと思いますが、今は買う理由が見つかりません。　不謹慎ですが、「災害は買い」と言う格言もあります。　逆張りの発想ですが、今後復興需要で景気が回復するのなら、それもアリかも知れません。　自己責任でお願いします。

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