明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2016年3月28日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に休場でした。

　手掛かり難て始まった日本市場・日経平均先物は、為替が円安方向に動いていた為、高い始まりとなりました。　寄り付き後は一旦上に動きますが、上がったところは叩かれ、元の位置まで戻されます。　その後は１７０００円付近でのもみ合いが長く続きました。

　午後も最初のうちは同じような動きをしていましたが、１時頃から売り物が嵩み、値を消す展開となり、２時前頃には１６８２０円まで売り込まれました。　しかし、売り一巡後は買い直す動きが見られ、右肩上がりの展開で、再び１７０００円どころまで戻しました。

　引けにかけては少し下げてしまい、大引けは１６９７０円の１００円高で終了しました。

　本日は権利付き最終売買日で、午後からは、配当を取りたい人と、配当はいらない人の攻防が、時間帯でハッキリ別れたような相場でした。

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に休場でした。　前日までの動きは、調整相場が続き、木曜日は短期調整が終了したかのような動きが見られました。　ボリンジャーバンドの＋１σに絡む動きから、後半上昇していますので、素直に相場を引き継ぐことができれば、今夜からは新たなる上昇波動に入れると思います。

　一方日経平均株価は、為替の円安のおかげで上昇しました。　権利付き最終売買日だった為、特殊な動きだったのかも知れませんが、日足チャートでは、三角保ち合いを上抜けたように見えなくもない状況です。　今夜のＮＹダウを見てみたいと言う事で、上値は限られましたが、今夜しだいではハッキリ上抜ける可能性が高まったのではないでしょうか。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想と言いたいところなのですが、権利が落ちますので、米国や為替がNeutralならば、１３０円程度下から始まる事になります。　１日でこのハンデを埋められるかどうか、今後の動きを占うような一日になりそうです。

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