明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2016年3月16日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ高・ナスダック安のまちまちで終了しました。　ＮＹダウは安い始まりとなりました。　しかし急速に回復し、小幅安でもみ合う展開に変わります。　後半にはとうとうプラス圏に何度も頭を出し、大引けは小幅高で終了しました。　イベント通過待ちとは言え、しっかりした相場だったようです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い始まりとなりました。　その後しばらくもみ合いますが、１０時前頃から買いが優勢となり、プラス圏に浮上します。　しかしイベント通過待ちの相場でもある事から、それ以上の買いは続かず、時間の経過と共に右肩下がりの展開に変わり、寄り付き値付近まで下げてしまいました。

　午後は１６８５０円を挟んでの一進一退相場が長く続きます。

　引けにかけては売り物に押されてしまい、大引けは１６８１０円の１５０円安で終了しました。

　今夜はＦＯＭＣの結果が出てきますので、出来高も少なく、完全に様子見相場だったようです。　おそらく現状維持だと思いますが、イエレンさんの会見もありますので、次の利上げを匂わすのかどうかが気になるところです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はまちまちの結果でした。　ＮＹダウはイベント通過待ちにもかかわらず、強い相場になっています。　今回の利上げは無いと言う事を先読みした買いも入っているのかも知れませんね。　これで利上げが有ると急落するのでしょうね。　日経平均にも影響を与えますので、このタイミングでの利上げは歓迎できません。

　一方日経平均株価は、本家よりもＦＯＭＣを警戒して、（いつものように）ボリンジャーバンドの＋１σ付近まで下げてしまいました。　しかしこのレベルなら、相場が崩れた訳では無く、今夜の米国市場と為替しだいでは、良い押し目になったかも知れません。　良い方に転ぶといいですね。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　と言うよりは、全く誰にも分かりませんので、上昇期待です。　一目均衡表の雲が眼前に迫っていますので、是非とも雲の中に飛び込んで欲しいものです。

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