明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2016年1月29日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に高い始まりとなりました。　しかし、その後急落し、±０を挟んだ動きに変わります。　後半は概ねプラス圏で１６０００ドル台での動きが大引けまで続きました。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、昨日の終値付近からのスタートとなりました。　寄り付き後は少しずつ下げて行き、１０時前頃には１７０００円を割り込んでしまいます。　その後は１７０００円に絡む動きが続き、実質様子見相場となりました。

　午後になると突然急激な上昇が始まり、一時１７８００円を上回ります。　日銀金融政策決定会合の結果、マイナス金利の導入が決まりました。その後は売りが嵩みドンドン下げて行き、１７０００円を大きく割り込みました。　しかしその後は右肩上がりの展開となり、ドンドン上げて行きました。

　引けにかけても強い動きが続き、大引けは１７６４０円の５８０円高で終了しました。

　日銀金融政策決定会合の結果を受けて急上昇したのは良いのですが、その後何故売られたのか？　不可解な動きでしたね。　マイナス金利で米国との金利差が広がるのだから、円安に決まっていると思うのですが・・・？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは前日の下げ幅の半分程度戻した形です。　今のところ上へのトレンドが出たとは言い難い形ですが、５日移動平均線の上に出てきましたので、今後に期待したいところです。

　一方日経平均株価は、大きく上昇しました。　まさかのマイナス金利は、私は予想できませんでした。　しかしそのおかげで大きく上昇し、２５日移動平均線まであと少しのところまで戻してきました。　出来高も多く、買戻しを巻き込んだ上昇だったのでしょう。　東証一部は前面高（銀行を除く）で騰落レシオも少し上がりましたが、まだ７０台ですので、もっと上がありそうです。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　来週からは名実ともに２月相場に入ります。　１月前半がボロボロだった反動で、かなり戻すかも知れませんよ。

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