明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2016年1月28日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは安い始まりとなりますが、途中から上昇し、プラス圏に浮上します。　しかし後半になると再びマイナス圏に沈み、１６０００ドルを下回って引けました。　ロイターによりますと、米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）の声明文から利上げ路線の大幅な修正は読み取れないと失望感が広がり、終盤にかけて売りが強まったと言う事です。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い始まりとなりました。　寄り付き後も売りが優勢で１７０００円を下回ります。　しかし、売り一巡後は右肩上がりの展開に変わり、１１時頃には１７２００円台に乗せました。

　午後からは逆の動きが出てしまい、値を消す展開となり、１時半頃には１７０００円に迫ります。　その後一旦反発しますが、終盤にもう一度売り直されてしまいます。

　引けにかけては１万７千跳び台での推移が続き、大引けは１７０６０円の１１０円安で終了しました。

　今日から日銀金融政策決定会合が始まりました。　米国の影響で下げて始まりましたが、売るに売れない状況のようで、かと言って高値を買う動きにもならず、概ね様子見の一日だったようです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＦＯＭＣ通過で少し売りが嵩んだようですが、１６０００ドルを割れたところで止まりましたので、それほど気にするような事は無いような気がします。　ＭＡＣＤも陽転しましたので、今夜は反発するのではないかと考えています。

　一方日経平均株価も下げてしまいました。　日銀金融政策決定会合開催中で、動きが取れず、テクニカルも通用しない状況です。　全ては明日の午後からとなるでしょう。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想ですが、午前中は寄り付き値付近でのもみ合いとなり、午後からは日銀金融政策決定会合の結果を受け、どちらかに振れるでしょう。　振れる方向は誰にも分かりません。　バズーカ第３弾があるのかどうか？　あったからと言って今回は上がる保証はありません。

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