明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2015年12月18日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に大きく下落しました。　ＮＹダウは小高い始まりとなりましたが、すぐにマイナス圏に沈みます。　その後も弱い動きで１７６００ドル付近まで下落し、もみ合いに変わります。　終盤には更に売り込まれ、１７５００ドルを割り込んで大引けとなりました。　前日の上昇分を全て吐き出した格好です。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、昨日の終値付近からのスタートとなりました。　最初のうちはもみ合いでしたが、９時半を過ぎた頃から下げ始め、１９２００円付近まで下落しました。　その後は立ち直りを見せ、緩やかに戻して行きました。

　午後に入ると日銀金融政策決定会合の結果が出てきました。　追加緩和と言う事で、一旦急騰するのですが、その後は売り込まれる結果となりました。株価はどんどん下げて行き、１９０００円を下回ってしまいました。

　引けにかけても反発すら無く、大引けは１８９５０円の３９０円安で終了しました。

　今回の日銀金融政策決定会合は現状維持の予想が多かったので、もし何かやったらサプライズになるのではないかと言われていました。　しかし、内容があまりにもショボイと判断されたのでしょう。　
詳しくはロイターニュースで。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは大きく下げて２５日移動平均線を割り込み、一目均衡表の雲の中に突入してしまいました。　今夜反発すれば良いのですが、続落するようなら、再び調整に入る可能性が高まります。

　一方日経平均株価も大きく下げてしまいました。　昨日空けた窓を全て埋めてしまい、一目均衡表の雲の上限付近まで下げました。　日銀の政策が原因で下げましたが、何となく下げたくて下げたような気がします。　窓を埋めたかったのかな？　しかし雲のギリギリのところでゴングに救われたように止まりましたので、まだまだ見込みはあるのではないでしょうか。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　来週からは今年最後の１０日間が始まります。　昨年はたまたまマイナスでしたが、それ以前は連勝が続いていて、下げない時期のようです。

リンク