明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2015年12月14日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に大きく下落しました。　ＮＹダウは弱い始まりとなりました。　その後多少の上下はありましたが、方向性が定まらず、後半は１７３００ドル付近での推移が続きました。　引けにかけては一段安となり、その日の安値付近で終了しました。　ＦＯＭＣ前、そして原油安が影響しているようです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い始まりとなりました。　寄り付き後も反発するような様子は無く、下値模索の動きとなり、一時１８６００円を割り込んでしまいます。　しかし売り一巡後は回復に向かい、お昼頃には１８８００円付近まで戻しました。

　午後は１８８００円付近での推移が長く続き、概ね動かない相場が長く続きました。

　引けにかけては少し値位置を上げ、大引けは１８８４０円の３７０円安で終了しました。

　週初から大荒れの相場になりましたが、外部要因で下げただけで、一日の動きだけを見ると、案外底堅い動きだったのではないでしょうか。　ＮＹダウの立ち直りが待ち遠しいところです。

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは大きく下落し、一目均衡表の雲の中に突っ込んでしまいました。　今夜反発すれば良いのですが、下落するようなら、調整が長くなるような感じです。　米国は産油国ですので、何とか原油安が止まってくれないと株にも影響を与えます。

　一方日経平均株価も下落しました。　寄り付き後の下落で、一目均衡表の雲に入ってしまいましたが、引けではしっかり戻し、長い下ヒゲのある十字足に近い形になりました。　明日はその雲がねじれています。　雲のねじれは相場の転換点になると言われていますので、十字足とねじれで反発に期待したいところです。

　明日の日経平均株価予想は、反発予想です。　しかしＦＯＭＣ前ですので、当然どんどん上げて行くタイミングではありません。　方向性を決めるのは、ＦＯＭＣ後の為替の動きを見てからとなるでしょう。

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