明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2015年12月11日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは前日の終値付近からのスタートとなり、少し上げるのですがすぐに戻されます。　しかしその後買いが優勢となり、一気に１７６００ドルを上回りました。　中盤の調整場面を挟み、後半には再び上昇が始まり、１７７００ドル付近まで上昇しました。　終盤は再び調整し、大引けはプラスですが１７６００ドルを割り込んでしまいました。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、昨日の終値付近からのスタートとなりました。　寄り付き後は買いが優勢で、右肩上がりの展開となり１０時頃には１９２００円を回復しました。　その後１９２６０円まで上昇しますが、１１時台に入ると少し下げてしまい、１９２００円付近でのもみ合いに変わります。

　午後は同じようなもみ合いが続きます。　途中少し危ない場面がありましたが、すぐに戻り再びもみ合いに変わります。

　引けにかけても同じようなもみ合いが続き、大引けは１９２１０円の１９０円高で終了しました。

　今日は朝から為替が円安方向に動き、日経平均にとって強い追い風が吹いたようです。　午後からは緩やかな円高でしたが、それには屈しなかったようです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウはプラスで引けましたが、上ヒゲのあるローソク足になりました。　何となく２５日移動平均線に上値を押さえられたような形です。　来週にＦＯＭＣが控えていますので、トレンドが出ないのも仕方のないところなのでしょう。　しばらくこんな感じなのでしょうか。

　一方日経平均株価は、為替の円安のおかげで上昇する事が出来ました。　昨日空けた窓を埋めたような形です。　しかし、これで下落が止まったかどうかは、まだまだ分かりません。　不安定な為替がＦＯＭＣを受けてどう動くかが不透明ですので、来週は難しい相場になるでしょう。　

　来週月曜日の日経平均株価予想は、下落予想です。　ここまで下げると一度戻しても、再び売り込まれるケースは少なくありません。　下げ、上げ、下げの波動を視野に入れておく必要がありそうです。　来週は休んで、２１日からの週に期待しても良いのではないでしょうか。　バタバタ動くのは、怪我のもとかも知れませんね。

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