明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2015年12月3日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは前日の終値付近からの始まりとなり、その辺りでしばらくもみ合っていたのですが、途中から少し値位置を下げてのもみ合いの変わります。　しかし後半になると右肩下がりの展開に変わり、大きく値を下げて終了しました。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い始まりとなりました。　寄り付き後は少し戻すのですが、１０時半頃から売り物に押されて１９９００円を下回って止まりました。

　午後は少し戻し、１９９００円付近でのもみ合いが続きます。　２時台に入ると、買いが優勢となり、２万円に迫る場面がありました。

　引けにかけては少し下げてしまい、大引けは１９９４０円の１０円安で終了しました。　現物の日経平均株価は辛うじてプラスで引けました。

　今日は海外のイベントが気になり、様子見色の強い一日でした。　ＥＣＢやＯＰＥＣが気になるようです。　日本市場は為替の動きに影響されるので、仕方が無いですね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは大きく下げ、前日の陽線をほぼ吐き出した形となってしまいました。　多くのイベントが控えていますので、昨日の上昇は勇み足となったようです。

　一方日経平均株価は、何とかプラスを死守しましたが、方向性の無い相場になりました。　ボリンジャーバンドの＋１σを下回ってしまいましたが、陽線で終わっていますので、上への方向性は崩れていないと思います。　しかし、欧州の金融緩和で為替がどんな反応をするのか全く想像が付きませんので、警戒したほうが良いのかも知れません。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　しかし、ＥＣＢの結果を受けて為替がどんな反応をするかに気を付けたいところです。　ＥＣＢの結果は21：45頃、22：30からはドラギ総裁の記者会見が予定されています。

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