明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2015年11月6日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは買い優勢の始まりとなりますが、すぐに売り物に押されてマイナス圏に沈みます。　しかし雇用統計直前とあって、売りも続かず、±０付近まで戻ってきました。　後は±０付近での小動きが続き、結果は小幅安で大引けとなりました。　終わって見れば様子見の一日だったようです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、高い始まりとなりました。　寄り付き後は買いが優勢となり、１９２６０円まで上昇しますが後が続かず、その後は１９２００円付近でのもみ合いに集約して行きました。

　午後も同じようなもみ合いが続きます。　しかし１時半頃から、下値を切り上げる動きとなり、寄り付き後の高値を抜き、１９３００円まで上げてきました。

　引けにかけては少し下げてしまい、大引けは１９２６０円の１２０円高で終了しました。

　米国株が安かったにもかかわらず、よく上げてくれました。　ＮＹダウに比べると、だいぶ出遅れていると言う事や、雇用統計後のＮＹダウの動きを先読みしたのかも知れません。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは上昇後に２日調整すると言う、これまでのパターンを踏襲した格好です。　すると、今夜は上昇と言う事になるのですが、何と言ってもその前に雇用統計の発表がありますので、どうなるかは誰にも分かりません。

　一方日経平均株価は、強い相場となりました。　今日下げなかった事で、一目均衡表の雲を上抜け、今後に期待出来るような形になってきました。　ボリンジャーバンドも＋１σと＋２σの間に位置し、上昇トレンド継続中です。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　雇用統計前なので、通常は予想しないのですが、雇用統計がどちらに転んでも関係は無く、むしろ利上げを示唆するような結果の方が良いのではないでしょうか。　利上げは折り込み済みだと思っています。　

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