明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2015年10月19日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは高い始まりとなりますが、すぐに±０付近まで下落します。　その後も上がれば叩かれるような動きが続き、一時マイナス圏に沈みます。　終盤に入ると買いが優勢となり、上昇して終了しましたが、一日を通して方向性の定まらない相場だったようです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、前日比変わらず付近で寄り付きました。　寄り付き後は売り物に押される展開となり、１８１００円を下回ってやっと止まりました。　売りが止まると今度は右肩上がりの展開となり、お昼頃には１８３００円まで戻しました。

　午後になると再び軟調地合いとなり、２時頃からは一段安の展開となってしまいます。

　その後一旦落ち着いたかに見えましたが、引けにかけて売りが嵩み、大引けは１８１３０円の１６０円安で終了しました。

　米国市場の動きを気にし、中国の経済指標を気にし、右を向いたり左を向いたり、国内では郵貯３社の買い入れの為の換金売りを気にし、なかなか落ち着かない相場だったようです。

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは結果として続伸しましたが、決して安心して見ていられるような相場ではありませんでした。　今夜は続伸する可能性は否定できませんが、先物も下げているようなので、今のところ反落の可能性が高いと見ています。

　一方日経平均株価は反落しました。　まだ２５日移動平均線の上にいますので、今すぐ売りと言う事は無いと思いますが、いつでも逃げる準備だけはしておく必要がありそうです。　来週はＦＯＭＣや日銀金融政策決定会合が控えていますので、日を追って動きにくい相場になりそうです。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　２５日移動平均線付近での値動きを想定しています。　郵政上場で金融関連株は買いにくいし、横浜のマンションの件で不動産や建設も買えないし、ホント難しい時期なのかも知れませんね。

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