明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2015年10月5日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは雇用統計の悪化を受け、大きく下げて始まるのですが、売り一巡後は右肩上がりの展開となり、中盤にはプラス圏に浮上します。　終盤になると更に高値を追う動きとなり、ほぼ高値引けとなりました。　雇用統計の数字は悪かったものの、利上げの時期が遠のいたと判断したのかも知れません。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、高い始まりとなりました。　寄り付き後も買いが入り一時１８０００円に乗せる場面がありましたが、その後は少し下げてしまいます。

　午後は再び騰勢を強め、再び１８０００円台に乗せました。　その後は１８０００円を挟んでのもみ合いが長く続きます。

　引けにかけても同じところでのもみ合いが続き、大引けは少し跳ねて１８０７０円の４００円高で終了しました。

　とりあえず米国株高に支えられ、上昇しました。　明日から日銀金融政策決定会合が始まりますが、追加緩和があるのか無いのか。　月末にもありますので、今回は追加緩和は無いと見る向きは多いようです。

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは強い動きとなり、２５日移動平均線を上回って終了しました。　このままこれをキープしてくれれば良いのですが、利上げが遠のいたと言う事は、景気が悪化したと言う事なので、気を付ける必要もありそうです。

　一方日経平均株価は、大きく上昇しました。　日中に２５日移動平均線に絡むような動きになりましたが、終値ではクリアする事が出来ませんでした。　今日のところは安定した強さでしたが、この辺りが上値抵抗線付近ですので、頭の重さも感じました。　一気に抜き去って欲しかったのですが、そうは行きませんでしたので、今のところ上昇トレンドに変わったとまでは言えません。　明日が勝負ですね。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　右肩下がりのボックス圏の上限ですので、一旦売りが嵩みそうな所です。　その売りを跳ねのけるだけの材料があれば良いのですが、そう簡単には行かないと思います。　米国が大きく上げた理由も信頼性に欠けるような気がしますので・・・。

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