明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2015年9月18日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高のまちまちの結果となりました。　ＮＹダウは前日の終値付近での推移が長く続き、ＦＯＭＣの結果待ち相場となりました。　後半に入ると少し買いが優勢となり、たまに乱高下を交え、発表前に急伸します。　しかし、利上げ見送りと言う結果が出ると相場は反転し、一気にマイナス圏まで沈んで大引けとなりました。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い寄り付きとなりました。寄り付き後も売り物に押され１８０００円を下回ったところで、やっと止まり、その後は少し反発し、１８０００円の少し上でのもみ合いに変わります。

　午後は午前のもみ合いの続きが、長い時間続きます。　しかし２時台に入ると、少しずつ値を消す展開となり、再び１８０００円を割り込み、本日の安値を更新してしまいます。

　引けにかけては少し反発し、大引けは１８０００円の３６０円安で終了しました。　何とか大台はキープできたようです。

　ＮＹダウはＦＯＭＣの結果が出る前に急騰し、利上げ先送りを受けて下落している事から、市場は利上げを歓迎していたのではないかと考えられます。　つまり、利上げは折り込み済みと言う事なのかも知れませんね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場は、まちまちの結果でした。　ＮＹダウは長い上ヒゲのある陰線となってしまい、目先の天井を付けたような感じです。　来週は少し押し目が入るのではないでしょうか。　日本は長い連休に入りますので、少し不安が残ります。

　一方日経平均株価は下落し、弱い相場となりました。　過去２～３日はＮＹダウ高について行き、方向性は上のように見えましたが、それは今日で否定され、今後は下値模索の相場となりそうです。　以前から申し上げてきた事の一つに、逆三尊になると言うのがありますが、それに向けて動くような感じになってきました。　しかし、最悪は９月８日の安値を割り込んでしまう事です。　そうなれば完全に下げトレンドになってしまいますので、そうならない事を祈るばかりです。

　明日の日経平均株価予想は、長い休みを挟みますので、予想はしたくないのですが、予想をするなら下落ですかね。　イエレンさんが利上げをしなかった事で、円高に振れるリスクが高まっています。　日本人が休んでいる間に仕掛けが入る可能性もありますしね。

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