明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2015年9月16日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に大きく上昇しました。　ＮＹダウは前日の終値付近での始まりとなりますが、日中は右肩上がりの展開が続き、終わって見れば２００ドルを超える上昇となりました。　ＦＯＭＣの前に何故こんなに上げられるのか？　利上げが有ろうが無かろうが、相場は上と言う事なのでしょうか？

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、高い寄り付きとなりました。　寄り付き後は少し調整するのですが、１０時頃から買いが優勢となり、１８２００円に迫る場面がありました。　しかし、すぐに頭を叩かれ、１００円程度戻されます。

　午後は概ね１８０００円から１８１００円の間を行ったり来たりの値動きが続きました。

　引けにかけては少し強くなり、大引けは１８１４０円の２６０円高で終了しました。

　ＦＯＭＣ前に、日経平均も上昇しました。　しかし、本格的な上昇相場では無く、空売りの買戻しがメインだったのではないかと考えています。　ＦＯＭＣ後に踏み上げられるのも怖いですからね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは上昇し、２５日移動平均線付近まで戻してきました。　２５日移動平均線は急角度で下がっていますので、今夜高ければ上抜く事は出来ますが、今夜からＦＯＭＣが始まりますので、あまりあてにはならないでしょう。

　一方日経平均株価も、そこそこ上昇しました。　しかし、ＮＹダウよりも弱い印象で、上値が重い相場でした。　本家本元よりもＦＯＭＣの結果が気になるようです。　出来高も少なく様子見色の強い相場でした。　明日も期待は出来ないでしょう。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　ただし、積み上がった空売りの買戻しが入る程度で、新規の買いは期待しない方がよいでしょう。　すべてはＦＯＭＣの結果を受けた、ＮＹダウと為替の動きを見てからです。

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