明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2015年9月15日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは前日比変わらず付近で始まりますが、すぐに値を消す展開となりました。　その後一旦反発しますが、プラス圏には届かず、再び安値圏まで売られてしまいました。　後半は反発すれば叩かれるの繰り返しが続き、マイナス圏で大引けとなりました。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、小高い始まりとなりました。　その後は買いが優勢となり、１８０００円を回復し、更に１８２００円付近まで上昇しました。　今日は日銀金融政策決定会合の結果が出てきますので、緩和期待からの先回り買いだったのでしょうか？

　午後になると結果が出て、現状維持が伝わってきました。　期待が剥げて一気に１８０００円を下回るところまで売り込まれました。　売り一巡後は１８０００円付近まで戻しますが、２時台に入ると再び売られる展開となります。

　引けにかけても弱い相場が続き、大引けは１７８８０円の６０円高で終了しました。

　ＦＯＭＣ前の日銀金融政策決定会合は、現状維持だったのですが、何故ＦＯＭＣより先にやるのでしょう？　ＦＯＭＣ後にすると、後出しジャンケンができるので、その方がやりやすいのではないでしょうか？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは三角保ち合いのような形になってきました。　ＦＯＭＣ後にどちらかに大きく振れるかも知れません。　形としては下向きのフラッグのような形になっていますので、利上げ実行→株価は下落と言うような流れが予想できます。　買いでは入り難いところですね。

　一方日経平均株価は、有もしない黒田バズーカに期待をして、前半上昇しましたが、結局は小動きで終わりました。　値幅も概ね昨日の値幅の中での値動きで、方向性の出ない相場が続いています。

　明日の日経平均株価予想は、今日の終値付近での小動きを予想します。　ついでに明後日も同じような感じでしょう。　ＦＯＭＣの結果は金曜日の早朝に出てきますので、動くのは金曜日です。　その後は５連休に入りますので個人が動くのは、連休明けかも知れません。

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