明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2015年9月10日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは高い始まりとなりました。　しかし、上値追いとはならず、しだいに値を消す展開となり、前日比変わらず付近まで下げ、そこでもみ合う展開に変わりました。　後半は更に下げて行き、引けにかけて下げを加速する状況となり、安値圏で大引けとなりました。　前日とは逆に弱い相場になりました。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い寄り付きとなりました。　寄り付き後は１８２００円付近でのもみ合いとなりますが、１０時を過ぎるとしだいに売りが優勢となり、１０時半頃には一時１８０００円を割り込んでしまいます。

　売り一巡後は１８２００円付近まで戻し、再びもみ合う展開に変わります。

　午後は多少の上下はあるものの、概ね１８２００円を挟んでの一進一退が続きました。

　引けにかけても１８２００円付近で推移し、大引けは１８２７０円の３１０円安で終了しました。

　ＳＱ前日、そして来週は日銀金融政策決定会合や米ＦＯＭＣが控えていますので、それを通過するまでは、トレンドは出にくい状況が続きます。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウの寄り付きは良かったのですが、８月下旬に反発したところの高値で頭を押さえられた格好になりました。　そう簡単には上げられないようです。　一時の事を思うと、出来高も少なくなっていますので、今後はＦＯＭＣに向けてのポジション調整や、様子見色の強い相場になって行くのでしょうね。　

　一方日経平均株価も下落してしまいました。　ＮＹダウが弱かったのと、昨日の異常な上げ方に対するしっぺ返しのような下げだったのでしょう。　日経平均もＮＹダウ同様、この辺りで行ったり来たりするような相場が続くのではないでしょうか。　振り落とされないようにしたいものですね。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　しかし、チャートが右肩下がりのボックス圏相場のような形になっていますので、上値は限られるのではないかと考えています。　むしろ外部要因で乱高下する事も想定しています。　まだまだ相場が落ち着いていないので、初心者の方には難しい相場だと思います。　「休むも相場」でも良いのかも知れませんね。

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