明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2015年9月4日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ高・ナスダック安のまちまちで終わりました。　ＮＹダウはプラスの始まりとなり、その後も上を目指し、１６５００ドルを上回りますが、その後失速してしまい、右肩下がりの展開になってしまいます。　終盤にはマイナス圏に沈む場面がありましたが、大引けでは何とかプラスで終了しました。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、小幅高で寄り付きました。　しかし、すぐに売り崩され、右肩下がりの展開になってしまいます。　売り一巡後は１８０００円付近で長くもみ合いますが、午後から再び右肩下がりとなり、１時過ぎには１７６００円を割り込み、それが本日の安値となりました。

　その後は少し戻し、１７８００円付近でもみ合う展開が続きました。

　引けにかけても同じところでのもみ合いが続き、大引けは１７７６０円の４７０円安で終了しました。

　米雇用統計前の相場だったのですが、思いの外、安くなってしまいました。　為替が円高方向に動いていたのも、かなり影響したようです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場は、まちまちの結果でした。　ＮＹダウは終日方向性が無く、雇用統計の発表待ち相場だったようです。　雇用統計が良ければ利上げ、悪ければ現状維持と言うのが方程式なのですが、悪くても利上げをやって来る可能性もありますので、今夜の動きは全く想像が付きません。　それに株価が利上げをどれぐらい折り込んでいるのかも未知数ですので、見守るしかないでしょう。

　一方日経平均株価は、８月安値を下回ってしまいましたので、２番底では無く、１番底を更新してしまいました。　したがって、今後どこまで下がるか分からなくなりました。　ただ、今はテクニカルより米雇用統計を受けた為替やＮＹダウしだいですので、やはりそれを見守るしかないようです。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、雇用統計しだいですので、予想は控えます。　雇用統計を受けて、とりあえず為替が乱高下するのでしょうね。

リンク