明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2015年9月1日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは安い始まりとなります。　しかし一方的に下げ続けるのではなく、マイナス圏ながら一進一退相場が続きます。　終日強弱入り混じり、方向性の決まらないような相場だったようです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い寄り付きとなりました。　寄り付き後も弱い動きで、１８６００円付近まで下げて止まりました。　しかし、下げはこれで終わらず、１１時頃から再び下げ始め、１８４００円付近まで下げてしまいました。

　その後から午後にかけては、右肩上がりの展開で、１８６００円付近まで戻しますが、１時半頃から再度下げ始め、午前の安値を下回り、１８２００円付近まで下げてしまいました。

　引けにかけても弱い動きが継続し、大引けは１８１１０円の７３０円安で終了しました。　現物の日経平均株価は安値引けでした。　弱いですね。

　為替が円高方向に動いていた事も影響したと思いますが、為替の動き以上に弱い印象を受けました。　２番底を探る動きだったのでしょうか？　更なる１番底の可能性も残していますので、なかなか買いの手が出ないような感じですね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは急反発の後の調整中と言ったところでしょうか。　日柄調整か、値幅調整か、今回は相場が大崩れしていますので、値幅調整が入りそうです。　したがって、まだ下げ足りないと考えています。

　一方日経平均株価は、大きく下落してしまいました。　ローソク足は大陰線で、ほぼ陰の丸坊主で終了してしまいました。　今回の反発の値幅の３分の２以上下げてしまいましたので、そこだけを捉えれば全値戻しの可能性が高まりました。　つまり２番底を付けに行くのではなく、新たなる１番底を付けに行く可能性が高まりました。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　８月２６日のザラ場の安値を下回ると、下げが加速するかも知れませんので、買い方は気を付けた方が良いでしょう。　米ＦＯＭＣの結果が出るまでは、強い動きは期待できないかも知れません。

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