明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2015年8月31日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高のまちまちで終了しました。　ＮＹダウは小安いところでの一進一退が終日続きました。　急落分の半値程度戻した後の相場だっただけに、方向性の分かれるところなのでしょう。　週末でもありましたのでね。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い始まりとなりました。　寄り付き後は売り物に押されて１８９００円付近まで下げてしまいますが、１０時台には寄り付き付近（１９０００円）まで戻します。　しかし、上昇トレンドには乗れず、その後は右肩下がりの展開に変わります。

　午後は１時頃に底を打ち、その後は概ね１８８００円付近での一進一退相場に変わります。

　引けにかけても同じような動きが続き、大引けは１８８４０円の３４０円安で終了しました。

　８月は激しい相場で月足陰線となりました。　明日から９月相場に入り、週末はいつもの通り米雇用統計が待っています。　９月利上げの最後の材料となりそうなので、結果によっては乱高下も考えておいた方が良さそうです。

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場は、まちまちの結果でした。　ＮＹダウは２日上げて１日休みました。　上昇トレンドの中での動きであれば、今夜は上だと考えても良いのですが、相場が大きく崩れた後ですので、そう簡単には行きません。　もう一度売り叩き、もっと下に持って行くような動きが出ても不思議ではありません。　ここは注意が必要です。

　一方日経平均株価は反落してしまいました。　一気に反転上昇しましたので、方向性が分かれるところです。　米国同様そんなに簡単には行きません。　今後２番底を付けに行くのか、米国の利上げにより、ＮＹダウが更に下げた場合は、先日の底が一番では無かったと言う事も想定しなければなりません。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　日本がどうのと言うよりは、米国市場の影響を受け、下落しそうです。　非常に難しい相場ですので、自信の無い方はやらない方が良い時期なのかも知れません。　「休むも相場」ですよ。

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