明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2015年8月13日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高のまちまちで終了しました。　ＮＹダウは寄り付きから大きく下げ、１７２００ドルを割り込みますが、中盤ぐらいから右肩上がりの展開となり、終盤にプラス圏に浮上しました。　引けではプラスを維持する事は出来ませんでしたが、安いところから考えると２００ドル以上戻し、底を打ったかのような形になりました。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、小安い寄り付きとなりました。　しかしすぐにプラス圏に浮上し、緩やかながら下値を切り上げる展開に変わります。　１０時を過ぎた頃に、３日連続の人民元切り下げ報道を受けて乱高下しますが、さすがに３日目ですので、すぐに落ち着きを見せ、元の緩やかな右肩上がりの展開に戻ります。

　午後は２０５００円の上で一進一退相場となりますが、２時頃には上値を取りに行き、２０６００円を超えました。

　その後少し調整を挟んで、引けにかけて再度上値を取りに行き、大引けは２０６３０円の２９０円高で終了しました。

　昨夜のＣＭＥ日経先物は大きく下げていましたが、ＮＹダウが戻した事で大波乱とはなりませんでした。　人民元の切り下げも、今日はあまり影響しなくなっていたようですので、懸念材料が無くなってきたようです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場は、まちまちの結果でした。　ＮＹダウは長い下ヒゲのあるローソク足が出現し、どうやら底を打ったような形になりました。　しかし、これでトレンドが変わったかどうかは、もう少し見てみなければ分かりません。　米国の場合、９月利上げ説がありますので、そう簡単には上昇トレンドに変化するとも思えません。　ＦＯＭＣは来月１６～１７日に予定されていますので、それまでは難しい相場になりそうです。

　一方日経平均株価は、しっかり反発し、２５日移動平均線を回復しました。　昨日同様７５日移動平均線に支えられたようなので、目先底を打ったような感じです。　今後の動きについては、まだまだ分かりませんが、とりあえず一息入ったようですね。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　ただ、国内はお盆休みですので、これと言った材料も無く、外部要因に振り回され易い時期ですので、ドンドン資金を入れる時期でも無いような気がします。

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