明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2015年8月7日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは寄り付きすぐから売りが続き、右肩下がりの展開で、中盤には１７４００ドルを下回ってしまいました。　後半は反発もせず、１７４００ドル付近での一進一退が最後まで続きました。　これで６日続落となり、先行きがかなり危うくなってしまいました。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い寄り付きとなりました。　寄り付き後少し反発しますが、すぐに売り直され、２０６００円を下回ってしまいました。

　１０時頃からは落ち着きを取り戻し、２０６００円付近まで戻してもみ合い相場に変わります。

　午後になると日銀金融政策決定会合の結果が出てきます。　現状維持です。　しかし何故か買いが優勢となり、一気に１００円ほど上昇しました。　その後は２０７００円付近での一進一退相場が続きました。

　引けにかけても同じような推移が続き、大引けは２０７１０円の６０円高で終了しました。

　今日の午後からの上昇は、今夜の雇用統計の結果を受けた米国市場の上昇を先読みしたのでしょうか？　どうなるかは誰にも分からないのに・・・？

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落してしまいました。　ＮＹダウは直近の安値を下回ってしまい、何となく下方トレンドが出たようにも見えます。　今夜の雇用統計がどうなるか、結果を受けてトレンドの方向に振れる事が多いので、非常に心配です。

　一方日経平均株価は、しっかりした相場になりました。　しかし上値抵抗線をブレイクした訳ではありませんので、今夜の米国市場と為替の影響で、目先の高値を付けた可能性もありますので、気を付けなければなりません。

　来週月曜日の日経平均株価予想は、雇用統計後の為替の方向性が分かりませんので、お休みします。　来週月曜日の相場は、上か下かどちらかに放れる可能性があると思いますので気を付けたいところです。　どちらに放れても値幅を伴うかも知れません。　気を付けて下さい。

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