明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2015年7月14日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは高い始まりとなり、その後も堅調に推移し、大引け近くには１８０００ドルに迫りました。　ＥＵとギリシアが合意に至ったと言う事で、買いが優勢になったようですが、これで終わったとは思えませんが・・・？

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、大きく上昇して寄り付きました。　寄り付き後も買いが優勢で、２０４００円を超えました。　しかし本日の上昇はここまでで、その後は２０４００円の少し下でもみ合う展開に変わりました。

　午後は、もみ合いながら少しずつ上げて行き、再び２０４００円に乗せますが、午前の高値には届かず、２時台には少し売り込まれます。　しかし売り一巡後は、買いが優勢となり、戻しに入ります。

　引けにかけても強い動きが続き、大引けは２０４３０円の３４０円高で終了しました。

　よく上げましたね。　ギリシアはまだ終わってないのに・・・。　ＥＵとチプラスさんは合意しましたが、国民投票とは真逆の合意なので、国民がＯＫするかどうかや、法制化できるかどうかはまだまだ不透明なのではないでしょうか。　今後何かにつけて売りの材料にされそうですね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは２５日移動平均線を上回り、その上の７５日移動平均線をも上回りました。　ＮＹダウ復活の狼煙が上がったようです。　しかし、米国の場合は利上げが待っていますので、このまま上を目指すとも思えません。　もう少し上があるかも知れませんが、今夜は調整しそうです。　ＮＹダウの傾向として、大陽線が２本続いた後は、一日日柄調整を挟む事が多いように思います。

　一方日経平均株価も、強い相場になりました。　一目均衡表の雲を上抜け、２５日移動平均線の上に出てきました。　その２５日移動平均線も少しですが上を向きましたので、今までとは相場つきが変わったような感じです。

　明日の日経平均株価予想は、調整予想です。　米国が調整し、日本も一時的に調整するでしょう。　利食いをこなす為の調整と考えています。　その後はギリシアしだいですかね。

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