明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2015年7月13日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは高く始まり、しっかりした相場が終日続き、１７７００ドル台を回復しました。　ロイターによりますと、「１１日のユーロ圏財務相会合がギリシャの債権団が金融支援再開を承認し、ギリシャの銀行破綻やユーロ圏離脱が回避されるとの期待が相場を押し上げた。」と伝わっています。　しかしギリシア問題は、まだ決着していませんので、中国が落ち着いていた事が影響したのかも知れません。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、高い寄り付きとなりました。　寄り付き後はもみ合い状態が続いていましたが、１０時台には２００００円に乗せ、更に上を目指す動きが出て、１時頃には２０１００円台を回復しました。

　引けにかけても高値付近でのもみ合いが続き、大引けは２００９０円の２３０円高で終了しました。

　意外や意外・・・。　よく上げました。　しかしギリシア問題は決着していません。　メルケルさんが頑張っているので、時間がかかっているようです。　ドイツがお金を出しているので、当然なのでしょうね。

明日の日経平均株価予想

　先週末の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは８日の大陰線を帳消しにするような結果となり、しっかり戻してきました。　しかし、ここから更に上を向けるかどうかはこれからの問題ですので、もう一本大陽線が欲しいところです。　頭の上には重そうな２５日移動平均線がありますので、何とかそこまでは上げて欲しいところなのですが、そう簡単には行かないかも知れません。

　一方日経平均株価は、大きく上昇しました。　７５日移動平均線を上回り、再び上昇トレンドが発生しそうな気配もありますが、６月２４日の高値から引いた上値抵抗線がありますので、それを上抜ければ良いのですが・・・？　その上に一目均衡表の雲の上限があり、更には下向きの２５日移動平均線も待っていますので、チョット重いかも知れません。

　明日の日経平均株価予想は、調整予想です。　今日の終値付近での値動きを予想します。　ギリシアも中国も不透明なままですので、様子見相場になるのではないかと考えています。

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