明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2015年7月8日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは寄り付き後、右肩下がりの展開となり、２００ドル程下げてしまいました。　しかし、そこから反騰が始まり、終盤にはプラス圏に浮上し、１００ドル近く上げる結果となりました。　米国に限ってはギリシア問題は終わったかのような動きでした。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、マイナスの寄り付きとなりました。　寄り付き後も売りが優勢で、右肩下がりの展開となり、２００００円付近まで下げてしまいました。

　午後も弱い展開で、２００００円を割り込み、更には下値を切り下げる展開が続きます。

　引けにかけても売りが加速する有様で、大引けは１９７３７.６４円の７６０円安で終了しました。

　何とよく下げました。　ＮＹダウが高かったにもかかわらず、ここまでの下げとなるとは・・・。　ギリシアと言うよりも、中国を気にしての下げだったのではと、メディアは伝えています。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは長い下ヒゲを付けて陽線で引けました。　ここだけを見れば今夜は続伸のように見えますが、中国を気にして日本がここまで下げれば、それを無視して上昇できる環境ではないと考えた方が良いのかも知れません。　ギリシアもまだまだ解決していませんので、期待はしない方が良いでしょう。

　一方日経平均株価は、大きく下げ、今年一番の下げ幅となってしまいました。　７５日移動平均線を下回り、一目均衡表の雲を上から下に串刺ししたような形になりました。　ここまで下げたら明日戻るとは言いにくく、しばらくは調整が続く感じです。　逆に考えれば、買いの好機とも言えますので、底打ちの兆しを見つける日々が続くと言う事です。　今のところ兆しはありません。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　まだ下があると考えておくべきでしょう。　少なくとも今週は、買いはお休みとなりそうです。　落ちてくるナイフを素手で掴むと怪我をしますから。

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