明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2015年7月1日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは高く始まりますが、時間と共に値を消す展開となり、中盤には一時的にマイナス圏に沈みます。　しかし、その後再び上昇し、当日の高値付近まで戻しました。　その後から引けにかけてまたまた値を消す展開となりますが、何とかプラスで終わる事が出来ました。　早い話、方向性の定まらない一日だったようです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、１０円高で寄り付きました。寄り付き後は売りが嵩み、マイナス圏に沈みます。　しかし下げ幅は限定的で、その後は緩やかに下値を切り上げる展開となりました。

　午後もその流れは変わらず、小高いところでのもみ合いが続きます。

　２時台に入ると買いが優勢となり、右肩上がりの展開に変わります。

　引けにかけても強い動きが継続し、大引けは２０４００円の１２０円高の高値引けで終了しました。

　昨日もそうでしたが、終盤に強い動きが見られました。　ギリシアの国民投票が、どちらに転んでも、折り込み済みで株が上がると考えている人が多く、今のうちに仕込む動きが出ていたのかも知れませんね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは前日に大きく下げましたので、もう少し反発しても良さそうなものなのですが、結果は反発と言えるものでは無いような値幅でした。　ギリシアと言うよりも、自国の雇用統計が明日２日に迫っていますので、こちらの方が気になる状況なのかも知れません。　今月は独立記念日で金曜が祝日となりますので、雇用統計が前倒しになるそうです。

　一方日経平均株価は、小幅ですが反発しました。　たかがギリシアで下げ過ぎた反省なのでしょう。　一気に戻す環境ではありませんが、２５日移動平均線まであと少しのところまで戻してきました。　短期的には分かりませんが、ギリシア通過後は高いような感じですね。

　明日の日経平均株価予想は、今日の終値付近での小動きを予想します。　米雇用統計前ですので、派手には動けません。　様子見姿勢の濃い相場になりそうです。

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