明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2015年6月24日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは寄り付き直後から急伸し、１８２００ドルに迫る場面がありましたが、その後失速し、中盤にはマイナス圏に沈みます。　しかし、下げたところは買いが入り、徐々に上昇し、プラス圏で大引けとなりました。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、小幅高で寄り付きました。　寄り付き後は、空けた窓を埋めるような動きとなり、窓埋め終了後は上を目指す展開で、２０９００円台に乗せてもみ合いに変わります。

　午後ももみ合いが続いていましたが、現物のお昼休みが明けた頃から下げだし、２０９００円を割り込み、その後は２０９００円を挟んでの一進一退相場が続きます。

　引けにかけては売り物に押され、一気にマイナス圏に沈み、大引けは２０８２０円の１０円安で終了しました。

　２日間、大きく上昇してきただけに、利食い売りも多く、頭の重たい一日でした。　スピード違反よりも、適度に押し目を入れてくれた方が、健全な相場ですので、こんな日があっても良いと思います。　ただ、現物と先物が逆ザヤになっている事が気がかりです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　ＮＹダウは先日のザラ場中の高値を一時的に抜いていますので、方向性は上だと言えますが、力強さは感じられません。　２５日移動平均線も、まだ下を向いたままですので、少し調整が入るかも知れません。

　一方日経平均株価は、上がりはしたものの、頭の重い一日でした。　ボリンジャーバンドの＋２σの上での推移ですので、仕方のない動きなのでしょう。　短期調整はあっても不思議ではありません。　むしろその方が健全な相場になりますから。

　明日の日経平均株価予想は、下落予想です。　下落と言っても大きく崩れる事は考えにくいのですが、本日陰線でしたので、もし明日が陰線なら、少し警戒した方が良いのかも知れません。　陰線の長さにもよりますが。

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