明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2015年6月16日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは寄り付きから大きく値を崩す始まりとなりました。　その後少し戻して１７８００ドル付近での推移が長く続きました。　ＦＯＭＣを前にイベント回避の売りが続いているようです。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、下落の始まりとなりました。　寄り付き後は、すぐに戻し、±０付近でのもみ合いに変わります。　米国市場が弱かったにもかかわらず、しっかりした相場に・・・なんて考えていたら、１０時前頃から下落が始まり、２０２２０円まで下げてしまいました。

　その後黒田発言を受けて乱高下しますが、再び安値付近に戻ってしまいます。

　午後は少し戻しますが、時間の経過と共に弱い動きとなり、安値圏まで下げてしまいました。

　引けにかけても安値圏での推移が続き、大引けは２０２３０円の１１０円安で終了しました。

　下落中の米国市場を無視して、日経平均だけが上昇するのは、やはり無理のようです。　ＦＯＭＣ通過までは動けませんね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは２日上げて２日下げ、ほぼ元の位置に戻ってしまいました。　今日からＦＯＭＣが始まりますので、売りも買いも手控えの相場が予想できます。　辛抱の相場が続きそうです。

　一方日経平均株価も、調整中で、前日の値幅の中での値動きとなりました。　ＦＯＭＣ前で出来高も少なく、今は待ちの状態なのでしょうね。

　明日の日経平均株価予想は、調整予想です。　ＦＯＭＣの結果が出て、それが米国市場と為替にどう影響を及ぼすのか、それが決まらなければ動けません。　明日は見るだけの相場となるでしょう。

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