明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2015年6月8日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高のまちまちで終了しました。　ＮＹダウは雇用統計を受け、乱高下の始まりとなりますが、しだいに振幅を縮小し、１７８５０ドル付近でのもみ合いが、大引けまで続きました。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、高い寄り付きとなりました。　雇用統計を受けて為替が円安に振れていた事を好感したようです。　しかし、高値を追う動きにはならず、値を消す展開に変わり、１０時台には一気にマイナス圏に沈んでしまいます。

　売り一巡後は少しずつ戻して行き、現物のお昼休みが明ける頃には、プラス圏に浮上しました。　その後は±０を挟んでの推移が続きます。

　引けにかけても同じような展開が続き、大引けは２０４５０円の１０円安で終了しました。

　米雇用統計が高い伸び率となり、為替が円安に振れました。　逆にＮＹダウは利上げが近づくと言う事で、少し下げましたが、下げ幅が知れていた事や、ナスダックは小幅高で終わっていた事から考えると、利上げはかなり折り込んだのではないでしょうか？　９月の利上げが濃厚かも知れませんね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はまちまちで終了しました。　ＮＹダウは下値支持線を下回り、相場が崩れたような感じです。　ただ、雇用統計が高い伸びを示したと言う事は、景気が良い証拠なので、反転の可能性は残しているようにも思えます。　今夜もし反転すれば、市場は折り込んだと見て、利上げをしやすくなりそうです。

　一方日経平均株価は、上げそうで上げない、下げそうで下げない相場が続いています。　週明けの米国市場を見極めたいと言う事なのでしょう。　ＮＹダウが上昇してくれれば、買いが入りやすくなりますので、何とか頑張って欲しいものです。

　明日の日経平均株価予想は、上昇予想です。　米国景気好調を背景に、ＮＹダウが上昇し、日経平均も上値を追う展開になって欲しいものです。

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