明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2015年6月5日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウはマイナスで始まり、プラス圏に浮上する場面があったのですが、その後売り物に押されて右肩下がりとなってしまいました。　今夜に雇用統計の発表がありますので、イベント回避の売りだったのかも知れません。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、安い寄り付きとなってしまいました。　寄り付き後は２０４００円を挟んでの一進一退相場が続きます。

　午後は更に膠着状態となり、ほとんど動かない相場が続いていましたが、２時を過ぎた頃に一気の上昇があり、前日の終値に迫る場面がありました。

　引けにかけては２０４００円台後半でのもみ合いが続き、大引けは２０４６０円の４０円安で終了しました。

　２時台の上昇はいったい何だったのか？　不自然な上昇の黒幕は、日銀だったのかも知れません。　この位置で日銀買いが入ると言う事は、今後まだ上があると言う事かも知れませんね。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは再度７５日移動平均線を割り込み、大陰線となってしまいました。　４月１日の安値と５月６日の安値を結んだ線を延長すると、ほぼ昨日の安値に重なります。　今夜反発すれば相場が反転しそうなのですが、逆に下げてしまうと相場が崩れてしまいますので、何とか反発して欲しいものです。

　一方日経平均株価は、米国安の影響で、結局下げてしまいました。　その結果、ボリンジャーバンドの＋１σを割り込んでしまいました。　これで相場が下を向いたとは言えませんが、これ以上下げるようなら少し警戒が必要なのかも知れません。　雇用統計しだいなのですが、６日ほど調整していますので、そろそろ動きが有っても良い頃です。

　明日の日経平均株価予想は、米雇用統計前なので、お休み致します。　ただ、雇用統計が良ければ利上げが近づくと言う事で、為替は円安に振れ、逆に雇用統計が悪ければ利上げが遠のくと言う事で、ＮＹダウが上昇すると言う非常に都合の良い想定をしています。　そうなると良いのですが・・・？

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