明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2015年5月21日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高のまちまちで終了しました。　ＮＹダウは前日の終値を挟んでの、一進一退相場が終日続き、結果としてマイナスになってしまいました。　四日連続で上昇してきましたので、一休みも有りだと思います。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、昨日の終値と同値の寄り付きとなりました。　寄り付き後は買いが優勢で、少しずつ上昇し、１０時台に２０３００円に乗せました。

　午後も強い動きで２０３００円台で推移していたのですが、１時半を過ぎた頃から突然崩れ始め、２時台にはマイナス圏に沈んでしまいます。

　引けにかけてもマイナス圏での推移が続き、大引けは２０１８０円の５０円安で終了しました。　現物の日経平均株価は、何とかプラスを維持しました。

　高値圏と言う事と、今日から日銀金融政策決定会合が始まっていますので、手仕舞い売りが出たのかも知れません。　日銀金融政策決定会合は、おそらく何も無いと思いますが、イベントを回避するような売りだったのでしょう。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場は、まちまちの結果でした。　ＮＹダウは高値圏で利食いをこなすタイミングのようで、方向性が全く無い状態でした。　一日の動きを見ていると、売り物が切れたようにも見えませんので、もう少し調整するかも知れません。

　一方日経平均株価は、途中までは強かったのですが、後半に崩れてしまいました。　しかし、ボリンジャーバンドの＋１σと＋２σの間に位置していますので、トレンドが変わったと言う事ではありません。　一気に上昇すると、一気に下げますので、時間をかけてゆっくり上がってくれれば良いと思います。

　明日の日経平均株価予想は、調整予想です。　日銀金融政策決定会合の結果がお昼頃に出てきますので、結果しだいで多少の上下はあるかも知れませんが、週末でもありますので、あまり期待しない方が良さそうです。

リンク