明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2015年4月28日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウの寄り付きは高かったのですが、時間の経過と共に下値を切り下げ、中盤にはマイナス圏に沈んでしまいました。　終盤にも更に売られる展開となり、結局マイナスで終了しました。

　それを受けて始まった日本市場・日経平均先物は、何故か高い寄り付きとなりました。　寄り付き後も買いが優勢で、２０１５０円まで上昇しますが、そこが壁になったようで、それ以上は買われません。　すると、１０時台から午後にかけて軟調地合いとなり、２０１００円を割り込んでしまいます。

　１時台に少し反発しますが、それも続かず、再び軟調地合いに変わります。

　引けにかけても弱い動きが続き、大引けは２００４０円の４０円高で終了しました。　何とかプラスは守れましたが、お世辞にも元気な相場とは言えない相場でした。

　明日は祝日で、ＦＯＭＣや日銀金融政策決定会合が控えていますので、積極的に買えるような環境では無かったようです。

明日の日経平均株価予想

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落しました。　ＮＹダウは三角保ち合いを上方ブレイクしたようにも見えるのですが、ローソク足は陰線で、終値では抜け切れていませんので、上抜けしたかどうかの判断は時期尚早だと思います。　今夜ハッキリ上に向けばブレイクの可能性は高まりますが、逆に安ければ今の調整は長引く事になります。

　一方日経平均株価は、日柄調整中です。　先ほども申し上げましたが、祝日前、ＦＯＭＣ前、日銀金融政策決定会合前、そして「Sell in May」と言うアノマリーもありますので、５月に売られるのなら、先に売ってしまえと言う動きが出ても不思議ではありません。

　あさっての日経平均株価予想は、下落予想です。　お昼過ぎ頃に日銀金融政策決定会合の結果が出てきます。　特になのも無く、現状維持だと思っていますので、追加緩和を期待して買った玉が売り玉として出てきそうです。

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